Salicylic Glycol Peeling
脂溶性BHAが毛穴内部に浸透。
グリコール酸との複合処方で皮脂コントロール。
皮脂の過剰分泌や毛穴内部の角質蓄積は、外用薬だけでは対処しきれないことがあります。毛穴の内部にまで作用するピーリング剤で、根本的なアプローチが求められています。
Solution
サリチル酸はベータヒドロキシ酸(BHA)に分類される脂溶性の酸です。皮脂になじみやすく、毛穴の内部に浸透して角質や皮脂の蓄積にアプローチします。
サリチル酸の毛穴内部への浸透力と、グリコール酸の角質溶解作用を組み合わせた複合処方。表面の角質ケアと毛穴内部のクレンジングを同時に行えます。
サリチル酸には抗炎症作用があり、ニキビの赤みや腫れの鎮静をサポートします。皮脂の過剰分泌を抑え、毛穴環境を整えることで再発リスクの低減が期待できます。
施術後は十分な保湿を行ってください。バリア機能が一時的に低下するため、保湿ケアの徹底が重要です。
Scientific Evidence
サリチル酸はBHA(ベータヒドロキシ酸)に分類される脂溶性の酸であり、水溶性のAHAとは異なり、皮脂が詰まった毛穴内部への浸透が可能です。毛穴内の皮脂に含まれる不飽和脂肪酸は、活性酸素により酸化されて過酸化脂質へと変化します。この過酸化脂質の蓄積が毛穴内部の炎症反応を惹起し、ニキビや毛穴トラブルの誘因となることが知られています。
皮膚には表皮ブドウ球菌をはじめとする常在菌が存在し、皮脂を分解してグリセリンや脂肪酸を生成することで肌を弱酸性に保っています。サリチル酸によるピーリングは、毛穴内部の酸化皮脂を除去しつつ、適切な濃度管理により常在菌バランスへの過度な影響を抑えたアプローチが可能です。
皮脂中の不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化されると、過酸化脂質が毛穴内に蓄積し、炎症反応を惹起します。過酸化脂質の連鎖的な拡大は「脂質のサビ」とも表現され、毛穴環境の悪化に関与します。サリチル酸の脂溶性が、毛穴内部の酸化皮脂へのアプローチを可能にしています。
サリチル酸はアスピリン(アセチルサリチル酸)の前駆体であり、局所的な炎症反応の抑制に寄与することが広く知られています。毛穴内部の角質除去と炎症抑制の二重作用により、ニキビの赤みや腫れの鎮静をサポートすることが期待されます。
皮膚常在菌(表皮ブドウ球菌等)は皮脂を分解してグリセリンや脂肪酸を生成し、肌を弱酸性に保つ役割を担っています。適切な濃度のサリチル酸処理は、常在菌バランスを大きく崩すことなく、酸化皮脂や過剰な角質の除去に寄与することが報告されています。
なぜ医療機関がサリチル酸を選ぶのか:脂溶性ピーリングによる毛穴内部へのアプローチと、炎症抑制・角質除去の二重作用が、ニキビ・毛穴トラブルに対する施術プロトコルとして高い適性を持っています。
Specification
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | サリチル酸グリコール ピーリング 30% |
| 有効成分 | サリチル酸(BHA)+ グリコール酸(AHA)複合 30% |
| 分類 | BHA + AHA 複合ピーリング |
| 特性 | 脂溶性・毛穴内部浸透・抗炎症・皮脂コントロール |
| 推奨対象 | ニキビ・毛穴詰まり・脂性肌の患者さま |
FAQ
サリチル酸は脂溶性のため皮脂になじみやすく、毛穴内部の角栓や皮脂に作用します。炎症性・非炎症性いずれのニキビにも施術メニューとして検討いただけます。ただし、重度の炎症がある場合は炎症の鎮静を優先してください。
同日の併用は推奨しません。肌への負担が大きくなる可能性があります。施術サイクルの中で交互に使用する、または肌の状態に応じて使い分けるといった運用が適しています。
サリチル酸グリコールピーリングは比較的ダウンタイムが少ないとされています。施術後に軽度の赤みやヒリつきが出る場合がありますが、通常1〜2日で落ち着きます。患者さまには施術後の保湿と日焼け止めの使用をご指導ください。
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